田町駅近くに1月20日、「かつ丼屋 芝浦」(港区芝浦3、TEL 03-5442-5343)がオープンした。店舗面積は52坪。席数は、カウンター25席、テーブル39席。
経営は、首都圏21店舗を展開する牛丼チェーンの神戸らんぷ亭(東京都台東区)。牛丼店として営業していた店舗を、同社初の試みであるカツ丼店へ業態変更した。
店長の佐藤直人さんは、オープンのきっかけについて「『神戸らんぷ亭』時代から、カツ丼は人気メニューだった。らんぷ亭の中でも比較的面積が広く、好立地である田町店が新業態の1号店として選ばれた」と話す。
同店は、店内でパン粉をまぶし、揚げたてを提供。ソースにもこだわり、1923(大正12)年創業の「トキハソース」が開発した「とんかつソース」と、「マイルド野菜ソース」の2種類を用意する。「サラリーマンから家族連れまで、おいしいとんかつをリーズナブルに味わってもらいたい」とも。
メニューは、「厚切りロースかつ丼」(550円)や「厚切りロースかつ定食」(680円)。ほか、とんかつ類と空揚げを組み合わせた「盛り合わせ」(4種、720円~)、「厚切りロースかつカレー」(660円)、「親子丼」(500円)などを提供する。想定客単価は650円。
今後の展望について「まずはこの新業態を認知してもらいたい。オープンして間もないが、すでに手応えを感じている。今後さらにカツ丼屋の業態を展開していく計画もある」と、同社管理本部の大多喜敏行さん。
営業時間は7時~23時(土曜・日曜・祝日は21時まで)。