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「阪急大井町ガーデン」全面開業-ビジネスホテルのツイン館が完成

東向き海側の客室は「ファインオレンジ」

東向き海側の客室は「ファインオレンジ」

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 JR大井町駅前に3月4日、ビジネスホテル「アワーズイン阪急 ツイン館」がオープンし、複合施設「阪急大井町ガーデン」(品川区大井1、TEL 03-3775-9524)が全面開業した。運営は大井開発(品川区)。

西向き山側の客室は「シティグリーン」

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 「阪急大井町ガーデン」は2008年、建物の老朽化対策として全面的な建て替えを開始。2011年3月に1期工事が完了し、「アワーズイン阪急 シングル館」と「阪急百貨店 大井食品館」をオープン。今回、2期工事を終えて「アワーズイン阪急 ツイン館」が完成した。

 同施設のホテル部分は3階~14階。全室(288室)ツインルームで、5階の16室はエキストラベッドを使ってトリプルルームとしても利用できる。

 客室は東向きと西向きで分け、内装を2色に統一した。各部屋には、羽田空港や東京タワーなどの東京名所のイラスト(全10種類)を設置。そのほか、着席時50人、立食時70人を収容できるバンケットルームや貸し会議室9室を設ける。

 支配人の池田明美さんは「シングル館で対応できなかったファミリー需要を見込んでいる。観光目的の女性グループや、単身のアッパービジネスマンにも利用してほしい」と話す。

 料金は、ツイン利用=9,500円、シングル利用=8,000円(以上、休日前11,000円)、トリプル利用=12,500円(同14,000円)。朝食は、和洋選べる定食(500円)、バイキング(1,000円)を用意する。人工温泉やサウナ、露天風呂などの温浴施設が利用できるプランも。

 「シングル館1100室に加えてツイン館がオープンし、さまざまなシーンに対応できるようになった。1~3階の商業施設も充実したので、宿泊だけでなく地元の方にも来てもらえれば」と池田さん。

 シングル館の料金は全日5,500円。消費税増税に伴い、4月1日より5,700円に改訂予定。商業施設はリニューアルも含め、計42店舗をラインアップする。

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