JR・りんかい線大崎駅南口付近の特設会場で8月15日から3日間、「大崎コミケ割」と「大崎コミシェル~NATSU祭~」が開催される。主催は大崎西口商店街。
両イベントは、東京ビッグサイト(江東区)で行われる同人誌即売会「コミックマーケット(以下、コミケ)」来場者をターゲットに、会場付近にりんかい線でつながる大崎への流入を狙う企画。大崎西口商店街のマスコットキャラクター・大崎一番太郎が考案した。
大崎コミケ割は、参加飲食店が料理を割引料金で提供する。今回の参加店舗は「陳麻家」(大崎1、TEL 03-6421-7881)のみ。「当日参加も受け付けているので、興味のある近隣の飲食店関係者はぜひご一報いただければ」と話すのは、大崎一番太郎のデザインを手掛ける犬山明彦さん。
大崎コミシェルは、「大崎コミックシェルター」の略。コミケ参加者がくつろげる避難所として、「ゆるカフェ」やコミケ会場とリンクした物販コーナー「特販売店」を設ける。ほか、大崎一番太郎グッズや人気アニメ・マンガのガチャガチャを用意した「大崎ガチャコーナー」や、ニューオータニイン東京でアニメの声優や動画サイトなどで活躍する歌い手、コスプレイヤーなどを招いたファン集客イベントを行う。
イベントの企画・運営を担当するスタジオディーン(武蔵野市)の新間敏雄さんは「この夏のコミケで、企業ブースの出展応募に落選した。そこで、大崎の特販売店でアニメグッズを販売することに。次回以降、コミケに落選した企業やサークルが大崎でリベンジを果たす場となれば面白いのではないか」と話す。
今後の展望については「回を重ねるごとに知名度が上がり、内容も進化している。コミケがある限り、続けていきたい」と意気込む。
開催時間は11時~18時。