五反田エリアで3月2日、アートイベント「五反田ギャラリー」が始まる。主催は、五反田商店街振興組合。
「アートの街&学生の街 五反田」をテーマに展開する町おこしイベント。初開催となる今回は、五反田エリアの飲食店約10店舗を会場に、立正大学と清泉女子大学の写真部の学生が撮影した五反田の写真を展示する。参加店舗は「ロマーノ」(品川区西五反田1)や「東京酒楼」(同)など。
開催のきっかけについて、同組合の鶴井正博さんは「五反田周辺には、原美術館や東京デザインセンター、五反田ブンカセンターなど、アートやカルチャーに関連する施設がある。アートを通じて町おこしをできたらと思い、考案した」と話す。「地元の大学生らと知り合う機会があり、何か企画したいと考えていた。自分自身が写真好きなのも大きい」とも。
学生は、両大学の写真部合計約30人が参加。1店舗につき5作品ほどを展示予定で、五反田で撮影した写真であれば、内容は問わないという。
「学生らが五反田の町をどう切り取るのかを楽しみにしてもらいたい」と鶴井さん。「今後は、出品者の対象を広げて一般公募をする予定。季節や回ごとにテーマを広げ、絵画や彫刻などの作品も扱えたら」とも。
時間は店舗により異なる。3月15日まで。