大井町駅近くの中華料理店「香楽飯店」（品川区大井1、TEL 03-3776-1863）が3月1日、「餃子Dining 香楽」としてリニューアルオープンした。

「餃子Dining 香楽」の内観

　これまで50年以上にわたり同じ場所で営業を続けてきた同店。2013年8月にビルの建て替え工事のため閉店したが、工事完了に伴い業態と店舗をリニューアルして再出発した。

　店舗面積は約16坪、席数は28席。店主の謝春男（しゃ はるお）さんは「以前は1階から3階まで店舗だったが、宴会客が年々減少しているため1階のみに絞った。時代のニーズに応えるため、夜はダイニング業態に変更する。餃子を食べながらアルコールを楽しんで頂ければ」と話す。

　メニューは、「餃子6個」（400円）をはじめ、「トマト玉子炒め」「ニラレバ」「麻婆豆腐」「肉野菜炒め」（以上750円）、「チリコンカン」（570円）、「ヤムウンセン」（600円）など。「メニューは、以前好評だったものを残した上で、アメリカ料理やタイ料理などを取り入れた。息子や娘たちにもアドバイスをもらって、若年層の顧客獲得を図ろうと考えた」と謝さん。

　ランチは、「餃子定食」（580円）、「ニラレバ定食」（850円）、「タンメン」「もやしそば」「中華丼」（以上700円）など。アルコール類は、「生ビール（ジョッキ）」（420円）、サワー各種（380円）、果実酒（500円）、日本酒（580円～）などを用意する。

　「今後は、餃子や春巻き、空揚げなどのテークアウトにも対応する予定。仕事帰りなどに立ち寄ってほしい」とも。「メニューの内容は変化しているが、餃子の味はずっと変えていない。毎日食べても飽きない自慢の味なので、ぜひ足を運んで頂ければ」とほほ笑む。

　営業時間は11時30分～14時、17時～22時30分。日曜定休。