慶應義塾大学三田キャンパス(港区三田2)で11月23日、「ミス慶應コンテスト2015」のフィナーレイベントが開催された。グランプリに輝いたのは、経済学部経済学科4年の小川真実子さん。準グランプリは、法学部法律学科3年の松代杏奈さん。
グランプリの小川真実子さん(写真右)と準グランプリの松代杏奈さん
三田祭は、総来場者数が20万人を超える日本最大級の学園祭。なかでも、多くのアナウンサーを排出し、女子アナの登竜門といわれる「ミス慶應」には毎年注目が集まる。31回目を迎えた今年度のテーマは、「本気の女性は、美しい」。何かに向き合い、全力で戦い続ける姿に焦点を当てた。
同ミスコンは同大学日吉キャンパスで6月19日、「Prelude」と題し、ファイナリストを発表した。今年のファイルナリストは、小川さん、松代さんほか、新井椎己さん(環境情報学部2年)、千須和侑里子さん(法学部政治学科3年)、山田来夢さん(経済学部経済学科4年)、中川安奈さん(法学部政治学科4年)の6人。7月13日から11月22日まで、インターネット上で投票が行われた。
フィナーレイベントでは、6人のファイナリストがカラードレスを着て登場。デザインはブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが手掛け、それぞれの個性に合わせた色鮮やかなドレス姿を披露した。
ミス慶應に選ばれた小川さんは、仏の姿を写し描く「写仏」が趣味という意外な一面も。受賞の発表直後のスピーチでは涙が止まらず、同イベントに対する思い入れの強さが感じられた。「活動を通して応援してくれる人とコミュニケーションがとれてうれしかった。たくさんの人に励ましてもらった。支えてくれた人たちに感謝したい」と受賞のコメントを口にした。