品川駅・高輪口前のグランドプリンスホテル高輪(港区高輪3、TEL 03-3447-1111)に続くさくら坂の桜が現在、見頃を迎えている。
「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」の屋外こたつ席(写真提供:プリンスホテル)
同ホテルの敷地内では、今年から新たに神代曙(じんだいあけぼの)が加わり、約230本・20種類の桜が咲く。さくら坂では、20~50枚の赤紫色の花びらを重ねるキリンザクラや大きな葉花びらが特徴のヤマザクラなどがある。
気象庁の発表によると、今年の東京の桜の開花は3月21日。昨年と同じく、平年に比べて5日早い開花だった。同ホテルの近藤飛鳥さんは「ホテル内基準木のソメイヨシノは23日に開花したが、寒い日が続いたため、満開までは時間がかかったようだ。ようやく暖かくなってきたので、今週末にかけて特にお花見をお楽しみいただけるのでは」と話す。
散歩の途中で立ち寄ったという女性は「毎日少しずつ咲いていくのを楽しみにしていた。やっと満開になりそう」とほほ笑む。台湾から旅行で来日したという女性3人は「いいタイミングで日本に来られてよかった。桜は日本らしくてすてき」と、桜を背景に写真撮影を楽しんでいた。
同ホテルでは桜の開花状況に合わせて、「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」(同、TEL 03-3447-1111)が用意する屋外こたつ席の期間を4月16日まで延長することを決めた。花見席用の料理長特別メニュー(3万7,000円)を提供する。