グランドプリンスホテル高輪(港区港南3)は10月1日から、「開業55周年記念企画」を行う。
同ホテルは1953年(昭和28年)に開業。今年11月18日に開業55周年を迎える。開業当初の名称「品川プリンスホテル」から、1968年に「高輪プリンスホテル」、2007年に現在の「グランドプリンスホテル高輪」に名称を変更している。
今回の企画では、55年にわたる同ホテルの歴史で人気の高かったメニューを復刻する。ホテルオープンに併せて作られたプリンスホテル初のオリジナルカレー「カルカッタカレー」(1,500円)、約5時間じっくりと焼き上げた「特選和牛背肉のローストワゴンサービス」(5,500円)、ショートケーキがまだ珍しかった30年前に作られた「オールドファッションショートケーキ」(900円)など6種の復刻メニューを提供。
そのほか、開業から現在までの歩みを写真パネルと歴史年表で紹介する「高輪55年のあゆみ」を、ホテルのロビーで行う。
プリンスホテルの渡辺幸弘社長は、9月18日に行われた「開業55周年感謝の会」で「今年はグランドプリンスホテル高輪だけでなく、さくらタワー東京も10周年の節目。この55年間で、ホテル事業は鉄道と並ぶ大きな柱へと成長した。食・施設・環境の安全と安心を心掛け、今後もしっかりとした運営に励みたい」とあいさつした。
記念企画は11月31日まで。