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西五反田に「うなぎ 仁」 東京初出店、鹿児島産のウナギを関西風の地焼きで

「うなぎ 仁」店主の廣瀬亨二さん

「うなぎ 仁」店主の廣瀬亨二さん

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 ウナギ料理店「うなぎ 仁」(品川区西五反田2、TEL 070-7786-1701)が7月3日、五反田駅近くにオープンした。運営は養鰻(ようまん)企業の「鹿児島鰻(うなぎ)」(鹿児島県)。

「うなぎ 仁」テーブル席

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 居酒屋跡のテナントを工事して使う。小上がりだった客席をフラットにし、椅子を設置した。店舗面積は12.5坪。席数は18席。

 同店は2019年、福岡県でオープンした本店に次ぐ2号店。東京初出店の経緯について、店主の廣瀬亨二さんは「鹿児島産ウナギをより多くの人たちに食べてもらいたいと思い、出店を決めた。東京の中でも、比較的ウナギ店が少ない五反田を選んだ」と話す。

 同店のウナギ料理は全て、同社が養殖した鹿児島産のウナギを使う。ウナギは蒸さずに焼き上げる関西風の調理法「地焼き」で提供する。

 メニューは、「うな重」(特上5切れ=5,500円、頂点あふれ2尾=1万500円)、「うな丼」(並3切れ=3,500円、上4切れ=4,500円)、「ひつまぶし風まぶし茶漬け」(並=3,800円、上=4,800円)、「福岡名物 せいろ蒸し」(並=3,400円、上=4,300円、特上=5,200円)の4つ。せいろ蒸しは福岡県柳川市の郷土料理で、せいろにごはんと錦糸卵をよそい、その上に地焼きしたウナギをのせて一緒に蒸す。「関東ではあまり見かけないウナギ料理ではないか。この食べ方をみんなに知ってもらいたいので、毎週日曜はせいろ蒸しのみを提供している」と廣瀬さん。

 そのほか、「蒲焼(かばやき)」(半尾=2,500円、上5分の4尾=4,000円、特上1尾=5,000円)、「白焼」(半尾=2,700円、上5分の4尾=4,200円、特上1尾=5,200円)、「肝焼き」(800円)、「骨せんべい」(700円)、「鰻の燻製(くんせい)」(1,500円)、「鰻塩焼き」(2,700円)、「肝吸い」(300円)などもそろえる。

 ドリンクメニューは、「プレモル 中瓶」「マルエフ 中瓶」(以上900円)、「スーパードライ 中瓶」(800円)、「ウイスキー角」(ロック=500円、ソーダ=600円)、「三岳」(水・お湯・ロック=800円、ソーダ=900円)など。そのほか、季節に合わせた日本酒を提供する。

 「蒸してから焼いたふんわりとした関東風うなぎとは違い、関西風うなぎは香ばしさとパリッとした食感。このおいしさを関東でも味わってほしい」と廣瀬さん。「五反田は現在進行形でどんどん発展を遂げている。この店も、そんな五反田と共に発展していきたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。月曜定休。

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