
豚カツ店「ぽるこ」(港区三田5、TEL03-6455-7931)が3月26日、白金高輪エリアにオープンした。経営は葵(港区)。
汐留のシェアキッチンでの営業を終え、移転した同店。飲食店跡を全面改装して利用する。店舗面積は約8坪。席数は、テーブル=8席、カウンター=6席。同社社長の安江真吾さんは「照明を明るすぎず暗すぎないちょうどよい明るさにするなど、お客さんにとって居心地のいいモダンな空間にすることを心がけた」と話す。
開店の経緯について「白金高輪エリアは地域人口に比べて飲食店が少ない印象を受けたので、昼も夜も楽しんでもらえる店を作りたいと考えていた。昼は豚カツ膳やカツ丼をメインに据えた業態、夜はビストロ業態で営業する」と安江さん。
ランチメニューは、特定病原体不在の千葉県産銘柄豚「林SPF」を使う上ロースカツ膳(120グラム、1,500円)や上ヒレかつ膳(100グラム、1,600円)、「ぽるこカレー」(1,200円)を用意。大分県産の卵「蘭王」をカツにのせた「タレたま丼」(1,300円)なども提供する。
ランチタイムのドリンクメニューは、生ビール(700円~)、クラフトビール(800円~)、グラスワイン(800円)、ジンジャエール(500円)などをそろえる。「豚カツと相性が良く、脂をさっぱり切れるようなワインを選定している」(安江さん)。
ディナーメニューは、「カリフラワーのステーキ ピリッと辣(ラー)油ソース」(700円)、「とろり温玉乗せシーザーサラダ」「ムール貝の白ワイン蒸し」「カキフライ タルタルソース添え」(以上1,000円)、「カリカリベーコンと濃厚卵のカルボナーラ」「焼き茄子(ナス)とミートソースのドリア」(以上1,600円)などを用意する。
安江さんは「定食がメインの一般的な豚カツ店とは異なるイメージの新しい形態の店として、昼は何度通ってもおいしいと言ってもらえるようなランチを、夜はビストロ料理と酒を提供する。デートや女子会など幅広いシーンで利用してもらえれば」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~23時。月曜定休。