
「横浜家系らーめん 松壱家 白金高輪店」(港区高輪1、TEL 03-6455-7005)が白金高輪町駅近くにオープンして2カ月がたった。運営はウルトラフーズ(神奈川県)。
1998(平成10)年に神奈川県藤沢市で創業した「松壱家」は現在、同県を中心に静岡県、山梨県、香港などで店舗展開している。白金高輪店は13店舗目で、港区エリア初出店となる。ラーメン店跡を改装して利用する。店舗面積は15坪。席数は12席。
出店の経緯について、店長の鈴木冬以さんは「都内に出店したいと考えていて、家系ラーメン店の出店が少ない一等地で探していた。駅の近くや角地など条件面を比較検討したところ、長年ラーメン店を営業していたこの物件を見つけた」と話す。
これまでの「松壱家」の看板は赤色だったが、同店は白色をベースにした。「従来の店のクリーミーな味わいのスープを一新し、当店では豚の生ガラを弱火でじっくり加熱した動物感のあるスープに仕上げている。景観に配慮した点もあるが、新しい味わいのラーメンが完成し、心機一転の意味で看板の色を変えた」と鈴木さん。
フードメニューは、ラーメン(並=980円、大=1,130円)のほか、「味玉ラーメン」、「国産ほうれん草ラーメン」(以上、並=1,130円、大=1,280円)、「チャーシューメン」、「上ラーメン」、「肉飯セット」(以上、並=1,380円、大=1,530円)、「特上ラーメン」(並=1,580円、大=1,730円)を提供する。塩豚骨ラーメンも同様のメニュー展開・価格で用意する。
トッピングは「薬味ネギ」、「うずら5個」(以上130円)、「味玉」、「国産ほうれん草」、「白髪ねぎ」(以上150円)、瀬戸内産の「最高級のり5枚」(180円)、「辛ネギ」(200円)、「チャーシュー3枚」(400円)などをそろえる。ニンニクやトウバンジャン、「ピリ辛高菜」は無料で追加できる。
サイドメニューはライス(並=150円、大=300円)と「ネギ丼」(380)、「肉飯」(400円)、ギョーザ(500円)を用意する。「当店のお米は千葉県産。塩ベースでさっぱり食べられるネギ丼と、甘辛ニンニクたれでガツンとした味わいの肉飯を用意している」と鈴木さん。ドリンクメニューは、アサヒの瓶ビール(600円)、黒ウーロン茶(350円)、瓶コーラ(250円)をそろえる。
今後の展望について、鈴木さんは「豚骨しょうゆをベースにした野菜をたくさん乗せる『家タンメン』や、みそ系のメニューを増やしていく予定。季節限定のラーメンも提供していくので、楽しみにしていてほしい」と意気込む。
営業時間は11時~23時。