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五反田TOC近くにイタリアン「オットオオット」 食材の卸売業者が経営

「otto o otto」店長の齊藤隆太さん

「otto o otto」店長の齊藤隆太さん

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 イタリアン「otto o otto(オットオオット)」(品川区西五反田7、TEL 070-1453-3445)が8月18日、五反田TOC近くにオープンした。経営は、野菜などの食材を卸売するG.G.8(ジージーエイト、港区三田3)。

「otto o otto」外観

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 そば店「遊庵」跡地の新築ビルにテナント入居する。店舗面積は27.86坪。1階にオープンキッチンのカウンター席9席、2階にテーブル席16席と個室8席を備える。

 店長の齊藤隆太さんは「調理のライブ感を味わってもらいたいので、オープンキッチンにこだわった。会話したり料理の質問を受けたりしながら、店全体に一体感が生まれるようなレイアウトを意識した」と説明する。

 齊藤さんとシェフの加藤修司さんは、イタリアンレストランの元同僚。独立準備のためそれぞれ退職した後、以前から知り合いだったG.G.8社長が飲食店の開業を考えていたことを知り、意気投合したという。

 齊藤さんたちは店のオープン前から、農家や漁師の元を訪ねて食材を選定しているという。岩手県の大船渡では、漁で取れたウニの一部が型崩れや色の基準を満たさないといった理由で廃棄されるという話を聞き、店で仕入れることを決めた。「味も質も良いのに、見た目の問題で出荷できないのはもったいない。安く仕入れてリゾットやソースに使っている」と話す。

 フードメニューは、「otto o ottoのサラダ」(1,000円)、「大船渡産サバと大葉のサルサヴェルデ」(1,300円)などの冷菜、「ローズマリーのパネッレ」(600円)、「ヒイカのポッシェと北川さんの枝豆のヴェルッタータ」(1,400円)などの温菜、メインの肉料理(3,500円~)、「土佐あかうしのミートソース」(1,800円)などのパスタ、「大船渡産ウニのリゾット」(3,500円)などを用意する。デザートは「カプリ風チョコラータ」(700円)、「焼きナスのジェラート」(800円)など。

 ドリンクメニューは、「本日のスパークリングワイン」(グラス1,000円~)や各種ワイン(グラス900~1,600円)、生ビール、「otto o ottoのレモンサワー」、ハイボール、ブラッドオレンジジュース、ノンアルコールビール(以上700円)、ホットコーヒー(600円)、エスプレッソ(400円)などをそろえる。

 9月16日からはランチ営業を始め、サラダビュッフェとパスタを用意する予定。

 齊藤さんは「食事の楽しさや、ちょっとぜいたくな日常の提供を目指している。気軽に来てもらえたらうれしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時30分~14時30分(9月16日から)、17時~23時。木曜定休。

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