白金台駅近くの「レトルダムール グランメゾン白金」(港区白金台5、TEL 03-5488-5051)は2月18日、「べジフル・スイーツ」の新作ケーキを発表した。
同店は、喫茶店を併設する洋菓子店。1階の「ブティック」では各種スイーツを販売し、2階では喫茶店「サロン・ド・テ」を営業している。経営はシダックスレストランマネジメント(渋谷区)。
べジフル・スイーツは、「体の中からキレイになるスイーツ」として、昨年11月に野菜ソムリエと共同開発したもの。同店のリニューアルオープンと同時に発表し、第1弾としてホウレンソウやリンゴを使用した生ケーキなどを販売した。
第2弾となる今回のテーマは「レモン」。春に旬を迎えるレモンの果汁と果皮を使用し、ビタミンCを多く含んだ春キャベツの生ケーキ「陽向~HINATA~」(525円)と、血行促進作用などがあるといわれる新タマネギのチーズケーキ「バトンフロマージュオンョン」(263円)の2種の新作を用意する。販売期間は3月6日~4月下旬。
今回の新作ケーキについて、同店シェフの倉嶌克彦さんは「『陽向~HINATA』は、キャベツの味とケーキの味の両方を引き立てる調整が難しかった。野菜特有の青臭さを取り除くためにオーブンで乾燥させ、甘味を凝縮するなどの工夫をしている。今回使用しているレモンは、産地の農家まで出向いて選んだ無農薬栽培のもの。自分の思いだけでなく、農家の人たちの思いも込めてこの野菜ケーキを完成させた」と話す。
営業時間は、ブティック=10時~20時、サロン・ド・テ=11時~19時30分。