目黒駅前地区(品川区上大崎3)の再開発を計画している目黒駅前地区市街地再開発準備組合は、今年1月16日より公募していた事業協力者の選定結果を発表した。再開発事業の事業協力者に選ばれたのは、東京建物(中央区八重洲1)、第一生命保険(千代田区有楽町1)、大成建設(新宿区西新宿1)、竹中工務店(大阪市中央区本町4)の4社で構成するグループ「MEGURO-LINKS(メグロ-リンクス)」。
同事業は、UR都市機構東京都心支社が再開発準備組合から事務局業務を受託し、事業協力者を公募していた。MEGURO-LINKSは、目黒の歴史や地域の環境に配慮した「アクティブな都市活動を支えるまちづくり」をコンセプトに、高層ビルや緑地を配置。オフィス、住宅、商業の機能を高度に融合させる提案を行い、これが高く評価されたという。
再開発が予定されている目黒駅前地区は、東京都交通局の目黒分駐所のほか、第一生命保険と相互住宅(品川区西五反田2)のアパート、東京建物や東宝不動産の所有する建物などを含むエリア。敷地面積は、約23,000平方メートルにも及ぶ。
同地区の再開発は、2008年度に都市計画を決定。2009年度には権利変換計画の認可を受け、2011年度に着工、2014年度の完成を目指す。施工者は別途、選定する予定となっている。