飲食店の経営・企画などを行う「なちゅらるカンパニー」（葛飾区）が展開する「博多もつ鍋・炭火もつ焼き モツ兵衛」三田NNビル店（港区芝4、TEL 03-5765-5150）が2月26日、3周年を迎えた。

3周年を迎えた「モツ兵衛 三田NNビル店」の「五臓鍋」（1,344円）。二人前より注文。

　同社が都内で運営する14店の飲食店のうち「モツ兵衛」は、同店を含む芝浦、御徒町、小川町、亀有に5店舗を展開。芝浦店（芝浦3）もほぼ同時期に3周年を迎え、オープン当初よりメニューの開発や共通スタンプサービスなどで連携している。店舗面積は43坪。席数は75席。

　同社は、もともと農園を経営していたが、「安心で安全な野菜を消費者へ直接届けたい」（同社第二営業部部長の赤塚忍さん）と飲食店の経営を開始。東京都中央卸売市場食肉市場（港区）から直接食材を仕入れるルートができたため、同店の開業に至った。

　コンセプトは「本当においしいもつ鍋の提供」。主なメニューは塩、しょうゆ、すき焼き風など7種類から選べる「もつ鍋」（1人前＝1,260円）や「薩摩知覧鶏モモ炭焼き」（924円）、「もつ焼き おすすめ5本盛り」（840円）、「五臓鍋」（1人前＝1,344円）、など。そのほか、自社農園で育てた無農薬野菜で作る「ベビーリーフのガーデンサラダ」（578円）、「帆立貝と紅芯大根のバジルソース」（714円）なども用意する。ドリンクは「もつ料理に合う」30種類の焼酎をそろえる。客単価は4,000円。

　赤塚さんは「市場から直接仕入れる鮮度の高いもつ料理と無農薬野菜が自慢。社員教育にも力を入れており、当店の女性店長には接客態度の良さからファンができるほど。コアターゲットは30代以上のビジネスマンだが、女性客の取り込みが現在の課題。今後もメニュー内容と接客態度で努力を重ね、知名度を上げていきたい」と話す。

　営業時間は、月曜～金曜＝17時～24時、土曜＝17時～22時。日曜・祝日定休。