洗足駅からほど近い厳島神社(品川区小山7)の弁天池で4月19日、カルガモの赤ちゃんが7羽誕生し、近隣住民の目を楽しませている。
同神社には1997年から毎年カルガモが産卵、子育てを行っている。今年卵を産んだのは、同池で生まれた若い「お母さん」カモ。同カモは昨年も弁天池で産卵し、12羽のひなが誕生していた。今年は、3月に弁天池にかかる赤い橋「べんてん橋」の下に15個を産卵し、18日夕方から19日明け方にかけて7個の卵がかえった。
カルガモの親子には毎年ファンがつき、毎日その姿を見に通ってくるという。同神社の世話人、石坂清一郎さんは「毎年、地域の人々に大変喜ばれている。人でにぎわえば神社にも活気が出てくる。地域の人たちに支えられていると実感している」と話す。