京急新馬場駅近くの山手通り沿いに中華料理店「興龍」（品川区北品川2、TEL 03-6712-9237）がオープンして約2カ月が過ぎた。

中華料理店「興龍」の店内

　同店は、10年前に中国から来日した藤江捷さんの個人経営店。2003年4月、品川駅港南口の東洋大学前にオープンした中華料理店「興龍飯店」（港区港南4）に続く2店舗目となる。北品川への出店は、近隣の企業に勤めるサラリーマンを見越したもの。オープン後の利用客は8割が男性だという。店舗面積は30坪で、席数は70席。

　料理は日本人に合わせた広東料理。ランチメニューは、「ラーメンセット」（700円）、「挽肉と春雨の煮込みセット」（750円）、「タンタンメンセット」「五目そばセット」「芝海老と卵の炒めセット」（以上800円）などを週替わりで提供する。

　ディナーの「おすすめ」は2時間飲み放題付きのコース。鶏肉とカシューナッツ炒め、麻婆豆腐、焼きギョーザ、豚肉ともやしのXO醤炒めなどを提供し、料金は3,000円と4,000円の2種類を用意する。このほか「モンゴイカのXO醤炒め」（980円）、「肉団子の甘酢ソースかけ」（880円）なども。客単価は2,500円。

　ドリンクは生ビール（480円）、サワー（390円）、ウィスキー（シングル＝420円）、焼酎（グラス＝390円～）、紹興酒（1合420円）など。現在、オープンを記念してハイボールとサワーを300円で提供している。

　捷さんの妻・莉沙さんは「まだオープンしたばかりなので、地元の方の利用が少ない。入りづらいかもしれないが、一度ご来店いただくと何度も来てくださる方もいる。店内は仕切りもあって広いので、ご家族の集まりやお祝い事などにもご利用いただければ。まずは知名度を上げて、軌道に乗せたい」と話す。

　営業時間は11時～15時、17時～23時。