PRやマーケティング事業を展開する「ル・バローン」(港区白金代5)は4月4日、情報サイト「ジェネリーノ」をオープンした。
同サイトが扱うエリアは白金、世田谷、田園都市(横浜市青葉区、都筑区など)。同地域に暮らす「家族との絆を深め、自分自身の人生も謳歌する女性」を「ジェネリーノ(次世代のママ)」と名付け、地域密着型の情報を発信する。ターゲットは、「妻であり、母である女性たち」。
主なコンテンツは、カリスマ・ママブロガーとして活躍する内田屋薫子さん(花空間プロデューサー)や笠井里香さん(ビューティライフコーディネーター)らがつづる「愛されママブログ」、「ジェネリーノ」が教える「地元口コミ情報」、男女問わず生き生きと活躍する人を取り上げる「キラメキーノな人物伝」など。
また、サイトと連動したフリーペーパーも同時に創刊。白金、世田谷、田園都市エリアを中心に、新聞の折り込みなどで3カ月~半年に1度の割合で配布する。発行部数は10万部。
編集長・松前博恵さんは、小学生の子ども2人の母親。会社員時代は「子どもに対しては一緒にいられないこと、会社に対しては早く帰ることの罪悪感で板挟みになり、両立するのは大変だった」と振り返る。その後、出版社への転職によって、子育てをコンセプトにしたウェブサイトを担当することに。このとき、世田谷地域や田園都市線の情報を主に扱っていたことが、現在の基盤となったという。
サイトオープンのきっかけについて松前さんは、「出版社時代に多くの素晴らしいママたちと出会い、働いている方も専業主婦の方も、子どもに対する思いは同じだと気づいた。子どものためにさまざまなことを我慢して、時にはこれまで築いたキャリアを捨てたママたちを応援したいと思った」とし、「限られた自由のなかでも、輝ける場所を探す手段として『ジェネリーノ』を活用してもらえれば」と笑顔を見せる。