「東京で一番小さい」プラネタリウムが2倍の規模に-五反田文化センター改装で

五反田文化センターの外観

五反田文化センターの外観

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 施設建て替えのため2008年より休館していた品川区立五反田文化センター(品川区西五反田6、TEL 03-3492-2451)が10月1日、リニューアルオープンする。

「東京で一番小さい」を卒業したプラネタリウム

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 第一日野小学校の学校棟と教育複合棟から成る同施設。地下1階、地上5階建ての教育複合棟に文化センターのほか、五反田図書館、幼保一体施設、教育センターが入居する。文化センターの改修費用は約22億8,300万円。

 地下1階は、「クラシック音楽に最適な」音響設計を施した音楽ホール。1階には、定員20人~120人規模のスタジオが5つあり、コーラス、楽器演奏、演劇などの活動に利用できる。3階と4階には、会合や研修などのさまざまな用途に利用可能な会議室も整備した。

 5階のプラネタリウムは、ドーム直径12メートル、席数は86席と改装前の約2倍の規模へ。都内で一番小さいプラネタリウムだったが、リニューアル後は「中央区立郷土天文館」の「タイムドーム明石」(中央区)と同規模になった。最新の光学投影機と360度の映像が映し出せる全天デジタルシステムを備え、「リアルな星空」を楽しむことができる。入場料は大人=200円、4歳~中学生=50円。

 同施設の大勝直幸館長は「プラネタリウムは、以前に比べて2倍の規模とはいえ86席と小規模には変わりない。解説員による生解説を行うなど、『顔の見える投影』を続けていきたい」と話す。

 オープニングイベントとして、今月23日・25日・26日に無料特別投影会を予定する。

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