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品川・立会川の龍馬像が20歳に若返り-除幕式に島崎和歌子さんも

若返った龍馬銅像

若返った龍馬銅像

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 京急立会川駅前の品川区立北浜川児童遊園(品川区東大井2)で11月13日、「20歳の龍馬銅像除幕式」が行われた。

「坂本龍馬のような人を探している」と島崎和歌子さん

 これまで設置されていた龍馬像は、高知市より寄贈されたプラスチック製。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で龍馬ブームとなり、立会川に訪れる観光客が増えたことから、地元有志がブロンズ像の制作を企画した。中心メンバーは東京京浜ロータリークラブ。

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 坂本龍馬が19歳の時、立会川の土佐藩が築いた浜川砲台で警備に加わったという説が残っていることから、新しい銅像は「20歳の龍馬像」。

 除幕式には、若き日の龍馬を一目見ようと多くの人が詰め掛け、児童遊園前の商店街は見物客であふれ返った。濱野健品川区長、高地市商工観光部の古味勉部長、幕末史研究家の小美濃清明さんほか、ゲストには「龍馬伝」で坂本龍馬の兄嫁役を演じた島崎和歌子さんが登場した。

 「多くの方にご協力いただき、この日を迎えられて感無量。品川の新しい名所となれば」とスピーチしたのは、東京京浜ロータリークラブの井上忠道会長。岡崎誠也高地市長の代読を務めた古味さんは「『龍馬伝』を契機に、龍馬にゆかりのある街同士が相互に協力していきたい。ぜひ高知の皆様にもお越しいただければ」とアピール。島崎さんが「私も坂本龍馬のような人を探したい。今日も探しに来たが、なかなか見当たらない」と、見物客の笑いを誘う場面も。

 品川区在住で主婦の山本さんは「除幕式があると聞いて見に来たが、こんなに大勢の人がいるとは思わなかった。新しい龍馬像はりりしくてかっこよくなった」とほほ笑む。

 龍馬像を富山の工場から運んだ運送事業を展開するハーツ(南大井5)の山口裕詮さんは、「銅像は520キロで、運搬距離は約440キロメートル。クレーン付きのトラックで往復12時間かけて運び、銅像を台座に差し込むのが大変だった。これを機に、地元・立会川がますます盛り上がれば」と期待を寄せる。

 新しいブロンズ像設置によってプラスチック製の龍馬像は、土佐藩の下屋敷跡にある区立浜川中学校に移動した。