武蔵小山のセレクト輸入雑貨店「ヒナタデザイン」(目黒区目黒本町3、TEL 03-6412-8735)が11月23日、本社機能を横浜へ移転するため閉店する。
オープンは昨年10月。「多くの人にとって安全で使いやすいユニバーサルデザイン」をコンセプトに、生活雑貨、日用品、キッチンウエア、ステーショナリーなど約550種類をオンラインショップと併せて販売していた。
開業1周年の節目に合わせて、「大阪港店」のオープン(12月予定)が決定。デザインパートナーであるブリューナク(大阪市港区)の埠頭(ふとう)倉庫を改築した広い敷地内に開業する。それに伴い、「武蔵小山店」の店舗兼事務所を閉鎖。横浜にオンラインショップの運営拠点を開設する。
オーナーの大谷佳弘さんは「ヒナタデザインでは、小売販売だけでなく、ウェブデザインやシステム開発、商品企画など、幅広い業務を手がけてきた。武蔵小山店の閉鎖は小売販売の規模が小さくなったから。正直、この立地で小売販売が厳しい部分もあった」と振り返る。
今後の展望については、「ヒナタデザインのブランドは大阪港店に継承しつつ、引き続きオンラインショップの販売に力を入れていきたい。将来的には横浜のショッピングモールなど、人通りの多いところに実店舗を構えることができれば」と意気込む。
営業時間は10時~18時。水曜定休。同店では現在、5割~1割引きの閉店セールを行っている。今月23日まで。