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品川・立会川に休憩所-「わらじずし」など新名物で観光客の「足止め」狙う

立会川駅前通り繁栄会の皆さんと「東海道北濱仲町お休み処」の白濱館長(前列左から2番目)と佐藤副館長(前列中央)と「わらじずし」考案者の中西さん(前列右)

立会川駅前通り繁栄会の皆さんと「東海道北濱仲町お休み処」の白濱館長(前列左から2番目)と佐藤副館長(前列中央)と「わらじずし」考案者の中西さん(前列右)

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 京急・立会川駅前のすし居酒屋「あさま」(品川区東大井2)の2階の一部に1月28日、休憩所「東海道北濱仲町お休み処」(TEL 03-6312-2528)がオープンした。

新名物として期待される「品川めし」と「わらじずし」

 19歳の坂本龍馬が、土佐藩が築いた浜川砲台で警備に加わったという説が残っている立会川エリア。昨年の龍馬ブームの影響で立ち寄る観光客が増加し、駅前の銅像は昨年11月にプラスチック製からブロンズ像に「格上げ」されたばかり。週末は多い時で約300人が訪れるというが、「ほとんどの方が、龍馬像の写真を撮影してすぐに帰ってしまう。団体で来ても、ゆっくり休憩できる場所がないので、待ち合わせ場所などにも使用できる休憩所を作った」と立会川駅前通り繁栄会の神通清一郎さん。

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 「お休み処」の広さは約12坪で席数は30席。地元立会川で約40年間営業を続ける「あさま」の2階の一部を無料で開放する。館長を務めるのは、立会川が地元の白濱友典さんで、副館長は品川宿を拠点に観光ガイドなどを行う「品川人力車」の佐藤亮太さん。

 オープンと同時に発売を開始するのは、「品川めし」と「わらじずし」(以上食事のみ680円)。「品川めし」は品川が漁師町だったころの「賄い飯」で、「あさま」の店主・土屋一一(かずいち)さんが再現した。提供するのは、シャコ炊きこんだ茶飯にシャコをのせたもの。

 「わらじずし」はまちおこしのマネジメントを手がけている中西正美さんが考案した。アジの開きとシャリを合わせた押しずしで、骨まで食べられるのが特徴。中西さんは、「かつて旅人はわらじを履いて東海道を歩いていた。わらじ同様、わらじずしも旅のお供にしていただければ。宿場の名物として広めて、駅弁として販路を広げていきたい」と意気込む。

 立会川駅前通り繁栄会の各店舗では、昨年から「龍馬の足あとパン」(130円)、「砲台そば」「龍馬ラーメン」(以上1,000円)、「龍馬ギョウザ」(500円)など龍馬にちなんだ商品を続々と開発。売れ行きも好調だという。

 神通さんは「観光客の呼び込みは、NHK『龍馬伝』終了後の課題だった。せっかく龍馬という財産があるのだから、休憩所を作ることで人の流れを止められるようになれば。もっと早くこういう取り組みが必要だったかもしれないが、昨年とは違う新たな動きが多くの方に受け入れられれば」と期待を寄せる。

 開館時間は9時~16時。

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