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日本マイクロソフトが社名変更・品川に移転-パートナー企業の近くへ

記者会見をする樋口社長。スクリーンには日本法人設立のパーテイー時の初代社長の古川享氏とビル・ゲイツ氏が映し出された

記者会見をする樋口社長。スクリーンには日本法人設立のパーテイー時の初代社長の古川享氏とビル・ゲイツ氏が映し出された

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 日本マイクロソフト(港区港南2)は2月1日付けで社名を変更し、併せて本社オフィスをJR品川駅港南口近くの品川グランドセントラルタワーに移転した。

日本マイクロソフトの社員食堂

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 今年、日本法人設立25周年を迎える同社。「新宿本社オフィス」(渋谷区)、「代田橋オフィス」(杉並区)、「赤坂オフィス」(港区)、「初台オフィス」(新宿区)、「霞が関オフィス」(千代田区)の5拠点を統合し、組織間連携の強化や業務の生産向上を図る。都内では、「マイクロソフト調布技術センター」(調布市)、「マイクロソフト大手町テクノロジーセンター」(千代田区)を合わせて3拠点となる。

 当日記者発表会が行われ、移転について「5年ほど前から統合したいと考えていた。それぞれの拠点を社員が行き来する回数を数えると月間5,500回。移動時間やコストがかかるほか、社内の一体感を阻害していると感じていた。今年は設立25周年の節目の年。移転に合わせて社名も変更した」と樋口泰行社長。

 品川に移転した理由については、交通の便が整っている点とNECや富士通、ソニー、東芝などのパートナー企業が品川に集結している点を挙げた。「品川はビジネスの渦の中心。大手のお客さまの7~8割は品川駅の東側にいる。お客さまに近づくことで温度差をなくし、より活動を推進できる」という。

 社名は、マイクロソフトから日本マイクロソフトに変更。樋口社長は「『米マイクロソフト日本法人』だと、個人的には一時的な出先のイメージがある。日本を頭に付けることで日本に根付いた企業というイメージを出したかった」とアピールする。

 オフィスの最上階である30階・31階は来客用スペースを設置。19階には、社員からの要望が高かったという社員食堂も整備した。

 新オフィスの収容人数は2,500人。移転は3回に分けて行い、今週末で完了するという。業務開始日は今月7日を予定。

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