カレー店「ホーカーズ・ネオ」(品川区豊町4)が6月1日、戸越公園エリアにオープンした。会社員の秋山知彦さんが店主として主に経営面を担い、音響エンジニアだった弟の秋山宏道さんが店長として店を運営する。
先月閉店したカレー店「Hawkers(ホーカーズ)」の内外装や設備、レシピをそのまま引き継ぐ。店舗面積は6坪。席数は6席。
知彦さんは「小さい頃から兄弟で料理に親しみ、特にカレー作りが好きだった。コロナ禍では間借りでカレー店の開業を検討したが出店には至らず、『いつか2人でカレー店を開こう』と話し合っていた。来年くらいならいろんな調整がつくかなと、具体的な時期まで考えていた」と話す。
前店の「Hawkers」は田町エリアで創業し、2018(平成30)年に戸越公園へ移転。知彦さんは、田町時代には同店に週3回通うほどのファンだったという。
「ある日、大好きなホーカーズが閉店するという話を聞き、今が行動すべきタイミングだと思った。すぐに店主の長澤徹也さんに連絡を取り、弟を誘って、店を引き継がせてもらう話がまとまった。長澤さんの仕込み作業を見学したり手伝ったりしながら、レシピや店の運営を覚えていった」と振り返る。
カレーメニューは、タイ南部クラビ式でココナツ風味の「赤いカレー」(800円)、南インドケララ式でスパイシーな味わいのチキンカレー、上海式の「カレー炒飯」(以上850円)、アイルランドダブリン式のポークカレ-(950円)、北インドムガール帝国式のラムカレー(990円)を提供する。カレールーの2種盛り(900円~)や炒飯の大盛り(1,000円)なども。サラダ、デザート(以上150円)も用意する。
前店舗は昼の営業のみだったが、新店は夜も営業する。昼は食券式で現金対応のみ。夜は電子決済に対応する。
「長澤さんは米の一粒、油の一滴まで、食材を大事に使う人。味だけでなく、そういう部分も引き継ぎながら営業していきたい」と宏道さん。知彦さんは「ホーカーズの味をもっと多くの人に届けられるよう、いずれは多店舗展開も考えていけたら。『いつ来てもホーカーズのあの味だ』とお客さんが安心できるところまで行ったら、新しいカレーメニューにも挑戦してみたい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、18時~21時。月曜、第3火曜定休。