光学機器メーカー「ニコン」(品川区西大井1)の顕微鏡販売100周年モザイクアートが6月30日、ギネス世界記録に認定された。
「印刷された顕微画像で作られた最大のモザイク(ロゴ)」としてギネス世界記録に認定されたモザイクアート
顕微鏡で撮影した画像を組み合わせてニコンヘルスケア100周年ロゴを表現した同アート。顕微鏡販売100周年記念事業の一環で、顕微鏡を使い、社員が楽しめる催しとして企画した。挑戦内容は「印刷された顕微画像で作られた最大のモザイク(ロゴ)」。ギネス世界記録の認定団体が同社と相談の上決定した。
国内外のヘルスケア関連従業員が、微生物や細胞の塊、アクセサリー、印刷された文字、ビールの泡などさまざまな物を顕微鏡で撮影し、アートに使う画像を用意。社内の募集期間約3週間で2861枚の画像が集まった。作成期間は6月23~25日。社員が自由参加で作成し、初日にほぼ完成したという。記録認定のためには25平方メートル以上のサイズが条件で、正方形に印刷した2520枚の画像を両面テープでパネルに貼り付け、縦4.2メートル、横6メートルのアートを制作した。
ギネス認定当日は、ニコン本社イノベーションセンター内「アトリウム」に同アートを設置。同社社長の大村泰弘さんと、ヘルスケア事業部長の園田晴久さんが最後の写真2枚を貼り付けて作品を完成させた。集まった社員たちが見守る中、ギネス世界記録の公式認定員がサイズを計測し、結果は25.2平方メートル。世界記録に認定された。
同アートは7月17日(日曜・祝日除く)まで、「アトリウム」で一般公開する。展示時間は10時~17時30分。入場無料。
同企画メンバーでヘルスケア事業部の岩本智沙子さんは「社員から写真を募集した時はメッセージも一緒に募り、『100周年を盛り上げよう』といった温かい言葉をたくさんいただいた。制作時も、社員同士声をかけ合い、協力しながら取り組んでいた」と振り返る。
一般公開については「顕微鏡で撮影した画像を見る機会はあまりないと思うが、身近な物も映っているので、1枚1枚観察してほしい。これをきっかけに顕微鏡に興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。