特別展「エリック・カールといのちの色-同じ世界で、ちがう色-」が7月25日、しながわ水族館(品川区勝島3)で始まった。
「エリック・カールといのちの色-同じ世界で、ちがう色-」会場内
絵本「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールさんのイラストやアートを館内各所に飾り、体験型コンテンツを用意する。
同館広報担当者の清水雄矢さんは「『はらぺこあおむし』日本語版の刊行が今年50周年で、当館は今年10月に開館35周年を迎える。2つの節目が交わることが開催のきっかけ」と話す。
特別展会場の地下1階「クマノミルーム」内を全面装飾し、カールさんの絵本の世界観を構築。2つのコーナーを設け、「アートと色」コーナーでは水玉模様の魚「サラサハタ」など鮮やかな体色や不思議な模様を持つ生き物を、「擬態と観察」コーナーでは枯れ葉に擬態する「アマゾンリーフフィッシュ」など周囲の環境に溶け込む生き物を、それぞれ展示する。館内各所にも、カールさんのイラストを使った装飾や解説入りパネルを掲示する。
飼育担当者の久保沙紀子さんは「魚たちが持つアーティスティックな模様に着目し、この模様になった理由も学んでもらえたら。『擬態と観察』コーナーには、パンサーカメレオンとフライシュマンアマガエルモドキがいる。普段あまり見ることのない生き物も、近くでじっくりと観察してみてほしい」と話す。
このほか、絵本が読めるライブラリーや塗り絵コーナー、フォトスポットなどを設ける。「ドルフィンカフェ」では、同展とのコラボレーションドリンク「お腹いっぱい ふとっちょあおむしソーダ」(1,080円)、「イルカ親子のお散歩ソーダ」(930円)を提供する。「マリンショップシーガル」では、缶バッジ(440円)やアクリルキーホルダー、文具セット(以上880円)などのグッズを販売する。
清水さんは「エリック・カールの代表作といえば『はらぺこあおむし』だが、実はほかにもたくさんの生き物を描いている。カラフルなイラストが、生き物に興味を持つきっかけになれば」と話す。
開館時間は10時~17時(8月8日~16日、9月19日~23日は9時30分開館)。料金は、大人(高校生以上)=1,350円、小・中学生=600円、幼児(4歳以上)=300円、シルバー(65歳以上)=1,200円。12月25日まで。