品川駅から今年の恵方(南南東)に位置する京急・新馬場駅近くのすし割烹「大富鮨」(品川区北品川2、TEL 03-3471-3753)が2月3日、恵方巻きの販売を行った。
節分にその年の恵方に向かって、無言で食べると縁起が良いとされる恵方巻き。もともと大阪を中心とした風習だったが、近年は全国的に広がっており、同店でも5~6年前から販売を始めたという。
きっかけは、取引先のノリ店から配られた恵方巻き用のパッケージチラシ。「2月は売り上げが落ち込むので、何とかして上げたいと思っていたので始めてみた」と料理長の元井源司さん。
「大富鮨」の恵方巻きは、卵焼き、おぼろ、キュウリ、カンピョウ、シイタケなどが入ったスタンダードな太巻き。価格は500円で200本を用意した。
1942(昭和17)年創業の同店。元井さんは「評判は上々。年々買い求める人が増えているようだ。商売繁盛を願いたい」と笑う。
営業時間は11時~22時30分。水曜定休。