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大井競馬場で25周年目のトゥインクルレース開幕-チャリティーイベントも

チャリティーステージでは、25周年キャラクターの記者発表会で着用したネクタイ(サイン入り)などが出品された

チャリティーステージでは、25周年キャラクターの記者発表会で着用したネクタイ(サイン入り)などが出品された

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 「東京シティ競馬(大井競馬場)」(品川区勝島2)で5月9日、ナイター競馬「トゥインクルレース」が開幕した。

募金を呼び掛ける騎手たち

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 1986(昭和61)年7月、国内初のナイター競馬としてスタート。今年25周年目を迎え、昨年までの延べ来場者人数は約3,300万人に上る。3月28日に開幕を予定していたが、東日本大震災の影響により開催を中止。4月中旬に行われた第2回開催は電力事情の問題昼間のみ行われ、第3回開催となる今回でようやく開幕にこぎ着けた。

 同競馬場では照明電力に自家発電による電力を40%使用。イルミネーションなどを控える、レースに影響を及ぼさない照度を検証するなど、全体の約35%の商用電力を削減した。

 9日は、場内ステージに「25周年のキャンペーンキャラクター」を務める俳優の伊藤淳史さんと渡部豪太さんが登場。サイン入りグッズを出品し、全額を被災地への支援として日本赤十字社へ寄付する。グッズは、伊藤さんと渡部さんが同キャンペーンの記者会見で着用したネクタイやサイン入りTシャツ「チャリT」、同キャンペーンのポスター撮影時に使用した馬のゼッケンなど計7品。

 伊藤さんと渡部さんは、メーンレース終了後に同競馬場所属のジョッキーと募金活動に参加。芸歴25年の伊藤さんは、「25周年のタイミングでキャラクターになれてうれしい。夜の競馬場は初めてだが昼間とは雰囲気がまた違って楽しめる。この1年、楽しみながら盛り上げていきたい」と意気込む。

 今年25歳になった渡部さんは「競馬場が初めてなのでワクワクしている。競馬を楽しめるよう勉強していきたい。ここから日本を明るくできれば」と話す。

 同競馬場では、重賞レース実施日に「復興支援競走(仮称)」を設定し、同レースにおける売り上げの1%を東日本大震災の支援に充てる。このほか、競馬場内外での募金活動やタレントなどによるチャリティーイベントを実施していく。

 第3回開催は今月13日まで。

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