JR品川駅(港区高輪3)中央改札内に5月16日、「エキュート品川 サウス」が第4期オープンを迎え、最後の3店舗が新たに加わった。運営はJR東日本リテールネット(新宿区)。
全39店が全面開業した「エキュート品川 サウス」。第4期は、ブランドとしては駅ナカ初進出の「立ち食い寿司 魚がし築地日本一」、そば「吉利庵(きちりあん)」、和食ダイニング「品川 ひおき」のスタンディングタイプの3店舗が開業した。
「吉利庵」「品川 ひおき」は着席も可能。両店舗ともリニューアル以前と同じく、常盤軒(大田区)が運営する。「吉利庵」は品川駅の駅そば店「あずみ野」業態を「ブラッシュアップ」。揚げたてのかき揚げが売りの「かき揚げそば」(480円)をメーンメニューに据える。
「品川 ひおき」は、品川駅構内で27年間営業した「薩摩屋敷」をリニューアル。和食店「青山もくち」を経営する鬼塚純二さんがプロデュースを手掛けた。着席スペースの隣にスタンディングスペース「スタンドひおき」を併設。モーニング&ランチ丼として「とり唐丼」「豚丼」「鶏そぼろ丼」(以上500円)、2種類の味を楽しめる「お好みW丼」(800円)などを用意する。
3店舗オープン後の様子について、「エキュート品川 サウス」の渡辺典明店長は「スタンディングタイプの店舗は、以前から時間のない駅ナカ利用者のニーズがあった。一日を通してご利用いただいており、特に夕方は混み合ってお待ちいただくことも」と好調ぶりをアピール。「今後は、当社が持つ駅ナカ店舗の運営ノウハウを生かして、売り上げの底上げを図っていきたい」と意気込む。
オープン特典記念として、「立ち食い寿司 魚がし築地日本一」が本マグロ・大トロ・中トロを半額にするほか、「吉利庵」では「かき揚げそば」の注文で「いなりずし」を無料提供、「品川 ひおき」は「黒酢とり唐」と「カクテル女サラダ」(15時30分以降に限る)を100円引きで提供する。今月29日まで。
営業時間は各店で異なる。