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五反田に居酒屋「四十八漁場」-APカンパニーが新業態、漁業参入も

「四十八漁場」の店内

「四十八漁場」の店内

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 アトレヴィ五反田(品川区東五反田1)に7月15日、鮮魚専門居酒屋「四十八漁場(よんぱちぎょじょう)」(TEL 03-5719-7277)がオープンした。

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 経営は、「宮崎県日南市 塚田農場」などの居酒屋チェーンを展開するエーピーカンパニー(港区)。「塚田農場」では、自社養鶏場と契約農家から直接「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を仕入れる「生産者直結事業」を売りにしている。

 94店舗目となる「四十八漁場」では、同社初の漁業に参入。自社漁船による乗船する漁師は社員で、宮崎県須美江で定置網漁を行う。このほか、空輸で初めて東京に流通させるという沖縄県南大東島の生マグロ、宮崎県の漁場「島野浦」の朝どれ鮮魚を、市場を通さず、その日のうちに提供する。店舗面積は50坪で、席数は95席。

 「店名は、2048年に世界の水産資源が枯渇してしまうといわれている『2048年問題』に由来する。とれる魚の大きさや量が減少しており、漁師がもうからないのが現状。持続的に漁業を続けていくために何とかしたいという思いから漁業に進出した」と広報の岡田英樹さん

 メニューは、「七点盛」(1人前1,380円、注文は2人前から)、定置網でとれた鮮魚のすり身で作る「自家製生ちくわ」の原始焼き(480円)、「炙(あぶ)り魚みそと季節の生野菜」(780円)、「魚みそ焼きおにぎり」(380円)、島野浦の漁師直伝でさまざまな鮮魚をたたいて作る「鮮魚のたたっこ」(980円)など。

 ドリンクは、「日高見」(500円~)などの日本酒、ビール(550円~)、ハイボール(480円)、芋焼酎(500円)など、「魚に合う酒」をそろえる。客単価は4,500円。

 岡田さんは「『四十八漁場』は来年3月までに10店舗展開する予定。販売チャネルを増やし、リーズナブルで新鮮な魚介類を提供していきたい」と話す。

 営業時間は17時~23時30分。

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