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エキュート品川で休止中の「てづくり市」-今年初参加の作家も多数

初日の15時30分頃の様子。多くの女性が買い物を楽しんでいた

初日の15時30分頃の様子。多くの女性が買い物を楽しんでいた

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 エキュート品川(港区高輪3)で1月10日、「品川てづくり市」が始まった。

スイーツデコ作家の水玉バンビさん

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 品川てづくり市は、毎月第2日曜に品川神社で行われてきた。現在、東日本震災の影響で開催を見合わせているが、エキュート品川への出店は今回で3回目となる。登録している作家は580人に上り、今回130人が参加。そのうち38人の作家が交代で店頭に立ち、実演販売などを行う。

 エキュート品川の開業記念に合わせて、毎年9月末から10月にかけて開催していた同イベント。秋はアートマーケットなどが各地で開かれ作家の予定が埋まっているため、時期をずらして開催した。そのため、これまで参加できなかった作家が増え、初参加の作家が増えたという。

 今回初めて店頭に立った、スイーツデコ作家の水玉バンビさんは「神社で開催する際は、てづくり市が目当てのお客さまばかりだが、今回はエキュート目当てのお客さまばかり。普段と異なる層のお客さまに出会えて新しい発見がある」とほほ笑む。

 中心価格は1,000円~3,000円。全て手作りの雑貨全般を扱い、2~3日で入れ替える。初日の売れ行きについて、JR東日本ステーションリテイリングの村田剛章さんは「普段は割とお客さまが少ない時間帯もにぎわっていて好調。駅の中なので、毎日利用する方に飽きられないよう、常に新しいものを提案していきたい」と話す。

 品川てづくり市の今後の開催は未定。同市事務局の薄葉聖子さんは「てづくり市が休止中なので、作家さんたちも今回の出店をとても楽しみにしていた。店頭で品川宿の話をしてくれる方もいて、観光案内所のような役割を果たしていると思う。てづくり市はどこで開催しても、品川のPRの集合体として、今後も活動していきたい」と力を込める。

 営業時間は10時~22時(日曜・祝日=20時30分まで)。今月29日まで。

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