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戸越公園駅近くにつけ麺専門店「鬼面山」-「鬼門」にあえて出店

「鬼つけ麺」(850円)

「鬼つけ麺」(850円)

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 東急大井町線戸越公園駅近くに3月5日、つけ麺専門店「鬼面山(きめんざん)」(品川区戸越5、TEL 03-3785-0766)がオープンした。店舗面積は15坪で、席数は25席。

役者を目指して上京してきた高村さん36歳、なぜかラーメン店店長に

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 同店が店を構えるのは、ラーメン通から「鬼門」と呼ばれる場所。飲食店の競争が激しい地域にあり、いずれも短いスパンで店が変わっている。判明しているだけで、飲食店としては6店目、ラーメン店としては4店目となる。今回入居した「鬼面山」のオーナーは「厳しい場所だからこそ、ここで成功できたら本物」と話す。

 つけ麺の汁は、肉・魚・野菜のスープをミックスしたもので、無化調。麺はちぢれ太麺で、具はモヤシ、キャベツ、メンマ、のり、サイコロ切りのチャーシュー、豚タンルート(根本の部分)、温泉卵を載せる。

 メニューは「鬼つけ麺」(850円)、「赤鬼つけ麺」(880円)、「鬼あえそば」(750円)など。ほか「黒豚ギョーザ」(330円)、「豚タン塩焼き」(350円)なども用意する。アルコールは、生搾り(350円)、瓶ビール(500円)、日本酒(400円)などを置く。

 高村一嘉店長は、もともと和食の料理人。京都の懐石料亭「木乃婦」などで14年間修業した。「実は役者を目指して上京した。縁あってここの店長になったが、役者の夢を捨てきれていない。店の閉店後や定休日にはレッスンに通っている」と話す。「たまにCMなどで少しだけ映っていることもあるので、探してみてください」とも。

 店の今後については「ボリュームと味で地域一番店を目指す。まずは地元に根付いた商売ができれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~14時、17時~23時。日曜定休。

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