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白金高輪に「仏」が集合-ホトケアーティストが「仏像顔メーク」を伝授

TETTAさん(前列左から2番目)を囲んで集合写真

TETTAさん(前列左から2番目)を囲んで集合写真

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 参加者に「仏像顔」メークを施し、精進料理や仏教に関する漫画などを楽しむイベント「仏サロン」が4月21日、白金高輪のマンションの一室で開催された。主催は、絵画のレンタル事業などを行う「Civic Art」(港区)。

マンガナイト代表の山内さんをモデルに、「仏像顔」メークを説明するTETTAさん

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 同社は、特殊メークをして楽しむパーティーの開催ほか、画廊を貸し切って行う「アート合コン」、アートギャラリーをツアーで巡る「ギャラリーツアー」など、さまざまなイベントを仕掛けている。

 「仏サロン」では、仏を題材にアート活動を行うTETTA(テッタ)さんが「仏像顔メーク」を参加者に伝授。極彩色の化粧を施した後、仏の眉間に生えているとされる白い毛、白毫(びゃくごう)を表現したシールを眉間に貼り、金色の冠をかぶって記念撮影した。参加者の写真は、メークで1000人の「仏像顔」を作る「三十三間堂プロジェクト」の作品として発表される予定。今回の参加者は830~843人目の「仏像顔」になる。

 「マンガナイト」代表の山内康裕さんが協力し、「聖☆おにいさん」(中村光/講談社)や「ぶっせん」(三宅乱丈/講談社)、「仏ゾーン」(武井宏之/集英社)などの仏教漫画を紹介するトークも。マンガナイトは「人々が自分に合う新たな漫画と出合うこと」を目的に活動する団体。「いろいろな神様を受け入れる日本独特の宗教観が漫画に描かれていて面白い」と山内さん。

 同イベントの参加者の多くは1人で来場した。「三十三間堂プロジェクトをニュースで見て、自分もやってみたかった」と話す20代女性や、「Civic Artのイベントに参加するのは3回目で、アート系の活動に興味がある」と話す20代男性など、参加理由はさまざま。TETTAさんは「鎌倉に近いところで育ったこともあり、小さなころから仏像が身近な存在だった。皆さんも難しく考えず、仏の格好やメークをして楽しんでもらえれば」と話す。

 開催予定などはホームページで知らせる。

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