西小山駅周辺で5月26・27日、毎年恒例の謎解きイベント「西小山ミステリーツアー2012」が開催される。
企画は「西小山商店街賑わい再生プロジェクト研究会」。西小山の活性化を目的とし、同駅周辺の5つの商店街を中心に、品川区、目黒区、ドレスメーカー学院、中央大学、東京急行電鉄らが参加する。
「西小山は、特産品や史跡などが本当に何もない。元気のなくなってきた街に活気を取り戻したい、その思いからスタートしたイベント」と、同研究会代表幹事の川崎義雄 さん。「今回で4回目だが、毎回アンケート結果などを踏まえて内容を変えている。商店街や学生スタッフらが一丸となって取り組んでいるので、参加者にはかなり楽しんでもらえるはず」と力を込める。
今回は、5つの商店街に設置されたスタンプポイントを巡るスタンプラリー、駅周辺の17の店に隠されたミステリーポイントを回るウオークラリー、ミステリーブックを基に謎解きをする物語形式の3本立て。参加者は、受け付けで配布されるミステリーマップを片手にスタンプポイントとミステリーポイントの謎を解く。クリアすると、景品や新たな謎解き問題となるミステリーブック(先着500人、希望者のみ)を手にすることができる。街の随所にガイド役の探偵がスタンバイし、謎解きの手助けも行う。所要時間は約2時間。
川崎さんは「スタンプラリー、ウオークラリー、物語形式と、謎解きのレベルを3段階用意した。小さな子どもから本格的な謎解きを求める大人まで、十分に満足してもらえるのでは」と話す。「謎を解くためには、街をくまなく回る必要がある。西小山の魅力を再発見してもらいたい」とも。
開催時間は11時~16時(雨天決行)。参加無料。2日間の定員は3000人。参加者はインターネットと往復はがきで受け付ける(先着順)。応募は5月18日まで。当日参加も可能。