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鮫洲に釣り堀「釣太郎」-子どもたちが生き物と触れ合う場提供

釣りを楽しむ来店客の様子

釣りを楽しむ来店客の様子

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 鮫洲商店街の100円ローソン向かいに5月19日、釣り堀「釣太郎」(品川区東大井1)がオープンした。

子供向け景品

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 近年、子どもたちが安心して遊べるスペースが少なくっていることに問題意識をもっているというのは、店主の高橋浩さん。子どもが楽しく遊ぶことができ、生き物とも触れ合える場所を作りたいとの思いから、釣り堀を開業したという。「最近の子どもは、生の魚を見る機会が少ない。切り身で泳いでいると思っている子もいるらしいので、それはマズイだろうと思った」(高橋さん)。

 釣れる魚はコイ。子どもたちが直接手に取ることも配慮し、健康管理を徹底している食用のコイを選択した。釣り堀の横には、子ども向けの金魚すくいのスペースも用意する。店舗面積は6~7坪。

 コイや金魚は1匹1ポイントのポイント制で、たまったポイントに応じて景品と交換。子どもにはおもちゃ、大人には「生ビールとつまみ」や「米10キログラム」、「熱海温泉旅行」(2人1泊)などを用意する。ほか、看板犬モモとの「散歩券」(審査有り)や店主が物件のリフォームや設備工事を本業にしていることから「内装工事」(見積額でポイント変動)などのユニークな景品も。

 店内では生ビール(300円)やコーヒー(150円)などのドリンクのほか、つまみ(200円)やソフトクリーム(300)円を提供する。

 近くに住むサラリーマンの男性は「もともと釣りが好きで、あちこちの釣り堀に立ち寄っている。気軽に来られる範囲に釣り堀ができてうれしい。今日も仕事の途中だが、休憩がてら寄っている」と笑う。

 高橋さんは「まだオープンしたてなので、1時間でどれだけ釣れるのかなど手探り状態。営業時間も様子を見ながら変えるかも」と話す。「子どもだけでなく、地域の高齢者が立ち寄るコミュニケーションの場として使ってもらえるのも大歓迎。釣り堀を通じて、地域に貢献できれば」とも。

 営業時間は平日=14時~19時、土曜・日曜・祝日=10時~21時(コイの引きが悪くなれば一時閉店もしくは終了)。料金は大人=800円、子ども=500円(1時間)。金魚すくいは200円。

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