東五反田エリアに7月24日、オーダーメードの紳士服専門店「ロイスマン 五反田店」（品川区東五反田2、TEL 03-5423-5033）がオープンした。

裏地や生地を豊富にそろえる

　「ロイスマン」は有楽町に本店を構え、今年で創業44年。五反田店は支店第1号となる。

　店長の都筑邦英さんは「『ロイスマン』は僕の父親が始めた店。2代目として新たなスタートを切る意味を込めて、出店を決めた」と話す。五反田を選んだ理由は「ターゲットのビジネスマンが集まる街。高級住宅街もあって、富裕層が比較的多いのもポイントだった。僕の地元だったからというのも大きい」とも。

　有楽町店はオーダーシャツのみの取り扱いだが、顧客からの要望に応え、同店ではスーツのオーダーメードも行う。都筑さんはスーツを作る老舗工場で修業し、友人らに出張販売をしながら、スーツ作りの技術を身に付けたという。

　スーツとシャツの生地は1,000種類以上を用意。デザインやサイズはもちろん、裏地やポケット型、袖口などのディテールも好みで選ぶことができる。特に重要となる採寸については、「なで肩」「いかり肩」「反身」など、体型の特徴を細かくチェック。採寸用スーツを着用しながらフィット感を調整し、ジャストフィットなサイズを提案していく。価格は、オーダースーツ＝3万6,750円～、オーダーシャツ＝8,400円～。納期は約3週間。

　「ワンランク上のスーツの力で、五反田のサラリーマンにおしゃれになってもらいたい」と都筑さん。今後については「テーラーとしてのブランドイメージを高めていくことが目標。（ほかの）店舗も展開していければ」と意気込む。

　営業時間は11時～20時30分（土曜・日曜・祝日は20時まで）。8月末まではオープニングセール中で、オーダースーツが2万9,400円～。