中延商店街で9月15日、「第13回 中延ねぶた祭り」が開催される。
同祭は、中延商店街・昭和通り商店会と青森県黒石市の観光大使らを中心としたグループが共同で実施。「よさこい祭り」と隔年で開催しているが、昨年は東北地方の復興を願い、ねぶた祭りに変更した。ねぶた祭りは今回で3年連続の開催となる。
今年は同市から運ばれてくるねぶた4基と、東中延児童センターの子どもたちおよび商店街のメンバーが制作したねぶたを合わせて計6基が参加。過去最大数で、大小鮮やかなねぶたが中延の街を彩る。おはやしやハネトと呼ばれる踊り手も商店街を練り歩く。
「ねぶた出陣前の腹ごしらえ」と称して、12時からは「飲食店フェア」を実施。黒石市名物「つゆ焼きそば」を販売するほか、中延商店街内の17店が屋台を出し、各店自慢の味を提供する。地元の小学生による「よさこいソーラン」や子どもたちによる組太鼓演奏、黒石市伝統の「よされ踊り」も披露される。イベントに合わせて、14日と15日は中延スキップロードの中ほどで宮城県石巻氏や岩手県宮古市を中心とした「震災被災地物産展」も開催。
浅海直一実行委員長は、「青森からやって来るねぶた4基のうち、3基は大型サイズのもの。本場の迫力をぜひ体感してほしい」と見どころを解説する。「毎年、アーケードを埋め尽くすほどの人でにぎわう。多くの方に祭りを楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は、昼のイベント=12時~16時(売り切れ次第終了)、ねぶた運行=17時~20時。