大井町駅周辺で6月1日から3日間、バルイベント「食べて! 飲んで! 遊んで! 大井町ウォーク」が開催される。主催は大井町駅周辺の3つの商店街。
イベントでは、参加者がバルチケットとマップを片手に、各飲食店「自慢」のおつまみ1品とワンドリンクを楽しめる。3回目となる今回は、「テークアウト商品」や「体験型サービス1回」も提供。「八百屋 豊野」(品川区大井1)は店員が選んだ野菜や果物をチケットと引き換え、「理容スズキ」(同)は男性限定でシャンプーのサービスを実施する。
運営に携わり、タウン誌「まるまるっと! おおいまち」などを発行するエムティワーク(小山4)の小竹恵美さんは「バルイベントというと飲食店のみに限られることが多いが、街にはさまざまなジャンルの店が存在する。イベント名に『遊んで!』と付けることで、飲食店以外でもサービスを受けられるよう工夫した」と話す。
過去2回は1日のみの開催だったが、今回日程を増やしたことについて、「これまでのアンケート結果に平日を希望する声と休日を希望する声の両方があった。どちらも含む日程で、試しに行うことを決めた」(小竹さん)。
イベント初日は、焼酎の試飲会を実施する。「西酒造」や「朝日酒造」、「大海酒造」など、7つの酒造が参加予定。ほか、静岡県物産展を開き、焼津のかつおぶしで作ったふりかけやレトルトの清水モツカレー、御前崎産の高級メロンなどを販売する。
「前回の48店舗に比べると、今回は参加店舗が30店と小規模。目標数は合計1000食ほど」と小竹さん。今後については「秋には参加商店街と店舗を増やして、大規模な形で開催したい。大井町の名物イベントとして認知度を上げていければ」と意気込む。
開催時間は11時~(店によりバルタイムとバルイベント参加日程は異なる)。チケットは3枚つづりで、前売り=1,900円、当日=2,100円。使い切れなかったチケットは、「あとバル」参加店で1枚700円の金券として利用可能(6月4日~8日)。本部は阪急大井町ガーデン大井食品館前に設置する。