JR五反田駅東口のロータリーのヒマワリが見頃を迎えている。
ヒマワリは、「五反田駅前をきれいにする会」が植えたもの。同会は2006年に発足し、五反田駅前商店会と6町会(五反田1丁目会、島津山自生会、五反田中部町会、東五反田みづほ町会、五反田東口町会、五反田睦町会)、3学校(第3日野小学校、日野学園、清泉女子大学)で構成。五反田駅東口エリアを中心に、花壇の手入れなどを行っている。今年は、第3日野小学校の4年生約100人が4月20日にヒマワリの種をまいた。
同会会長の伊与田正志さんは「昨年からヒマワリを植え始めた。前回は種まきが遅かったのと、雑草で花の成長が阻害されてしまったため、8月の下旬から9月にかけて5~6本咲いただけだった。今年は雑草の除去も行ったので順調に成長し、よく咲いている」と話す。
花壇の手入れや水やりは当番制で行っており、近隣住民が自主的に掃除を行うこともあるという。ヒマワリを前に足を止めて、写真を撮る人も多く見られる。
「花があるだけで、街の雰囲気が明るくなった気がする。『きれいだね』と言われると、素直にうれしい」と、伊与田さん。「8月に種を取って、来年また植える。五反田を花と緑があふれる街にしたい」とほほ笑む。