品川プリンスホテル(港区高輪4)は8月31日、同ホテル内の2つの宴会場を婚礼特化型会場にリニューアルした。会場面積はともに330平方メートルで、席数は各130席。
同ホテルは2011年8月にも宴会場5室を婚礼特化型に改装。「クラシック」「モダン」「ナチュラル」の3スタイルを提案し、予約状況は前年同期比約165%(2013年度上期実績見込みとの比較)に上ったという。
今回の改装では約3,600万円を投資。「モダンでスタイリッシュ」なデザインの「ガーネット36」と「華やかでエレガント」なイメージを演出する「ゴールド19」の2タイプの宴会場を新たに追加した。いずれも宴会場の全面改装(前室、エレベーターホール含む)、専用インテリア導入、映像機材新規導入した。目標予約件数は婚礼特化型会場7室合わせて420件(2013年度)。
ガーネット36にはムービングプロジェクター4基を導入。5.7メートルの天井高を生かした映像演出を行い、会場の4つの壁面に映像を映し出す。
ゴールド19は、既存の「クラシック」スタイルをより大人の女性向けにアレンジ。オフホワイトとシャンパンゴールドを基調とし、会場中央には歓談用のソファセットを配置する。
ブライダル支配人の相原崇さんは「改装をきっかけに、多くの方にご利用いただきたい。昨今は結婚式を行わないカップルも多いと聞くが、ぜひウエディングの楽しさを感じてもらえれば。新郎新婦だけでなく、ゲストの方々にも満足いただけるよう、今後は人材育成面にも力を入れていきたい」と意気込む。