![「荏原町ふぇすてぃバル」のバルマップ](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1381459731_photo.jpg)
東急大井町線荏原町駅前の商店街一帯で10月17日、バルイベント「荏原町ふぇすてぃバル」が行われる。主催は荏原町商店街振興組合(中延5)。しながわ観光協会(大井1)、品川区商店街連合会(品川区西品川1)が協力する。
同商店街にとって初のバルイベント。開催に至った経緯について、同イベントをプロデュースするユーデザイン(戸越1)の竹地直記さんは「バルイベントは商店街活性化手法として、全国に成功事例がたくさんある。品川区商店街連合会の後押しもあり、実施することになった」と話す。
品川区商店街連合会会長の浦山嗣雄(つぎお)さんは、「2011年から勉強会を重ね、区内にバルイベントが広まってきた。最近の商店街は飲食店が多く、過去の例を見ても活性化のためには飲食店主体のイベントが効果的だと実感している。今秋はすでに10月初旬に大井町で開催済み、その後も荏原町に続き、北品川や戸越銀座、五反田でもバルイベントを予定している」と話す。
同イベントでは、参加者が3枚つづりのバルチケットを購入し、1店舗1チケットで「各店自慢のおつまみ+ドリンク」を楽しめる。参加店舗数は21店舗。チケットは約400枚の販売を見込む。
竹地さんは、「荏原町にとって初の試みなので、飲食店側に趣旨を理解してもらいにくい。『週末は通常営業を行いたい』という声もあるので、まずは平日に実施し、今後は週末開催を目指す。徐々に参加店舗を増やしていければ。イベントをきっかけに、荏原町をさらに元気にしていきたい」と意気込む。
開催時間は17時~(店舗によって、バルタイムは異なる)。チケットは、事前予約=2,100円、当日販売=2,400円。17時~22時に荏原町ふぇすてぃバル本部で販売する。本部は荏原町商店街会館前(品川区中延5)に設置。使い切れなかったチケットは、イベント参加店舗で1枚700円の金券として使用可(10月18日~24日)。