戸越エリアで5月23日、食べ飲み歩きイベント「酔う喰うバル(ヨクバル)VI戸越銀座」が開催される。主催は戸越銀座商店街連合会(品川区)。
地域活性化を目的に2011年に開始された同イベント。戸越エリアの参加飲食店が「自慢」のおつまみとワンドリンクを用意し、一般参加者はマップを片手にバルチケットを使用して各店をはしごする仕組みだ。
昨年までは春と秋の年2回行ってきたが、今年は春のみの開催となる。その理由について、同イベントの運営などを手掛ける一級建築士事務所「ユーデザイン」(戸越1)の竹地直記さんは「参加する飲食店や運営の負担を軽減するため。それだけ多くの人がこのイベントに参加してくれているので、今後は様子を見つつ、開催の回数や内容、運営方法を見直していきたい」と話す。
今回の参加飲食店は44店舗。「ヨリミチカフェ」(豊町1)と「りゅうらーめん」(戸越3)の2店が初参加となる。そのほか、「和牛旬彩 三幸苑」(平塚2)や「魚がし寿司」(同)、「後藤蒲鉾(かまぼこ)店」(戸越2)、「Pvote(ピヴォーテ)」(戸越1)、「とりあん東京」(同)など。
新たな取り組みとして、チケットナンバーを使ったプレゼント企画を導入する。抽選で品川区内共通商品券や戸越銀座商店街のマスコットキャラ戸越銀次郎のグッズを進呈。ほか、チケットの半券を見せると割引やプレゼントなどのサービスを受けられる「ヨクバルプラス」も。
「『遠方の友達を呼んで一緒に来た』という参加者の声がうれしかった。口コミでどんどん広がっている」と竹地さん。「参加店舗側からも『元気がでるイベント』との声を頂き、商店街にすっかり浸透したイベントになったと感じている。今後はマンネリにならないよう工夫を凝らして続けていきたい」と意気込む。
バルチケットは1枚700円の5枚つづり(前売り=3,500円、当日=4,000円)で販売。1200冊を用意する。前売りチケットは、戸越銀座商店街やしながわ観光協会、一部参加店舗などで5月19日まで販売。使い切れなかったチケットは、翌日から同月30日までバル参加店で1枚700円の金券として使用できる。
イベントの開催時間は17時~24時。