品川経済新聞(以下、品経)を運営するノオトは6月24日、五反田駅近くのコワーキングスペース「CONTENTZ」(品川区西五反田1)で同スペースの内覧質問会を開いた。
同イベントは、読者と直接コミュニケーションを図る「品経文化センター」の第9弾。毎回異なるテーマを設定し、経済やビジネス、カルチャーのエキスパートを迎え、トークを中心に読者とコミュニケーションを図る場を展開している。
今回の目的は、7月1日にグランドオープンするコワーキングスペース「CONTENTZ」のお披露目会。シブヤ経済新聞(以下、シブ経)編集長の西樹さんをゲストに迎え, 近年媒体数を増やしている「みんなの経済新聞ネットワーク」の活動やコワーキングスペースとの親和性について対談形式で行われた。進行は品経・宮脇淳編集長。一般参加者は25人。
西さんは、シブ経を始めたきっかけを皮切りに「みんなの経済新聞ネットワーク」と地域との関わりについて説明。「魅力は取材を通していろいろな人に出会うこと。いい意味で町の人々に巻き込まれていく」とほほ笑む。コワーキングの可能性については「地域の人々が集まって、知恵を出し合う課題解決の場として活用されているのではないか」と見解を述べた。
「CONTENTZはどんな場所?」というテーマでは、宮脇編集長がコンセプトや設備についてプレゼンテーション。「ライター、編集者の新規開拓」や「編集と一般企業のマッチング」「品経の新たな価値創出」などを掲げた。ほか、アーロンチェアやセイルチェア、人口芝スペース、水耕栽培など、こだわりの設備を紹介した。
トークの後半には一般参加者からの質問を受け付けた。「利用者同士がつながるにはどうしたらいいか」という質問に宮脇編集長は、「SNSを活用したり、少人数規模のイベントを開催したりするなど、交流しやすい環境作りを行う予定。利用者が自発的にイベントを行える場所を目指す」とコメントした。
イベント終了後は懇親会を実施。参加者からは「情報交換の場として利用していきたいと思った。異なる業種の人がコミュニケーションを取ることで、ビジネスの芽が育っていったら面白い」という声が寄せられた。