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しながわ中央公園で「行灯フェアー」開催迫る-児童らが約900個を手作り

昨年の様子

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 しながわ中央公園(品川区西品川1)で8月23日、「第5回行灯(あんどん)フェアー」が開催される。主催は品川美術家協会、草月流実行委員会。

子どもたちが絵を描いた行灯

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 行灯は全て手作りで、ペットボトルに水を張ってロウソクをともす。今年は、区内の保育園や小中学校に通う子どもたちが中心となって制作し、約900個の行灯を用意した。

 普段あまり絵を描かない人に、作品制作や自己表現をする喜びを体感してもらうのが開催の目的だという。品川美術家協会事務局長の五十嵐志朗さんは「行灯を作ることでアートを身近に感じてもらいたいと考えた。ペットボトルを再利用しているので、エコについて考える機会にもなる」と話す。

 当日は16時に行灯の展示が始まり、19時から点灯を行う予定。「ろうそくの明かりは普段あまり見慣れないもの。しながわ中央公園が幻想的な雰囲気に包まれる」(五十嵐さん)。

 今後の展望について、五十嵐さんは「5回目を迎え、だんだんと認知度も上がってきた。品川の夏の風物詩になれば」と話す。「子どもの絵を見に、その家族やお年寄りなど多くの人が参加してくれている。地域の人たちがコミュニケーションを取るきっかけとなる」とも。

 開催時間は16時~21時。雨天の場合は30日に延期。

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