グランドプリンスホテル高輪(港区高輪3)、グランドプリンスホテル新高輪(同)、品川プリンスホテル(港区高輪4)は9月20日、映画「柘榴(ざくろ)坂の仇討(あだうち)」の公開に合わせて、ざくろを使用したスイーツやパンの販売を始めた。
原作は浅田次郎さんの同名小説で、幕末期に暗殺された大老・井伊直弼のあだ討ちをめぐる物語。映画「夜明けの街で」「沈まぬ太陽」などで知られる若松節郎さんが監督を務める。
作品の舞台である柘榴坂は、品川駅高輪口から西側に伸びた坂道で、グランドプリンスホテル新高輪と品川プリンスホテルの間に位置する。
グランドプリンスホテル高輪とグランドプリンスホテル新高輪では「柘榴メロンぱん」(220円)と「ざくろロールケーキ」(450円)、品川プリンスホテルでは「ざくろサンデー」「ざくろ酢カッシュ」(以上619円)を提供する。
販売開始後の反響について、広報担当の高木聖香さんは「映画にちなんだスイーツやパンに興味を持っていただけたようで、注文されるお客さまが多い」と話す。「購入をきっかけに、柘榴坂の場所をあらためて確認する人もいた」とも。
販売は10月31日まで。同ホテル内の「品川プリンスシネマ」でも同作品を上映している。