田町駅東口エリアに2月20日、シェアードワークプレイス「co-ba Re-SOHKO」(港区芝浦1)がオープンする。面積は約620平方メートル。
倉庫リノベーションを手掛けるリソーコ(港区)と「co-ba shibuya」などを運営するツクルバ(渋谷区)が共同で開く。
リソーコ社長の池田浩大さんは「もともとこのビル自体が倉庫で、倉庫ならではの広い空間が特徴。それを生かそうと考えたとき、大企業が1社入るよりも複数の人たちが使える場にする方がニーズが高いと感じた。そこで、場づくりに長(た)けているツクルバさんと一緒に空間を作り上げることにした」と話す。
会員種別は、「個室プラン」「固定デスク」「ラウンジ(一般会員、ネットワーク会員)」の3種。個室は4部屋用意し、自由にカスタマイズできる。設計費の負担や原状回復の義務はなく、申込時に内装をカスタマイズできるポイントが付与され、入居者は床や壁、家具をカタログから選ぶ仕組みだ。
固定デスク(シェアオフィス)は6席、ラウンジはフリーアドレス席として開放する。ほか、ミーティングルーム2部屋(4人用、8人用)を用意。基本設備は、インターネット接続無料や24時間有人警備など。
「反響が大きく、個室はすでに申し込みで埋まっている。固定デスクとラウンジはまだ若干の空きがあるので興味のある方はぜひ」と池田さん。今後の展望について、「芝浦エリアは2020年の東京オリンピックや山手線新駅開業など、ハブエリアとしての期待が高まっている。再開発が進んでいることもあるので、この地域を盛り上げていければ」と意気込む。
営業時間は9時~22時(固定デスクとラウンジ)。日曜・祝日定休。個室の利用時間は応相談。料金は会員種別により異なる。ほかの「co-ba」ネットワークの利用も可(ラウンジ一般会員は除く)。