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品川・スクエア荏原で明和電機が子ども向けミュージカル 「自由研究」のヒントにも

昨年の公演の様子

昨年の公演の様子

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 武蔵小山の旧平塚小学校跡「スクエア荏原」(品川区荏原4)で8月22日、明和電機の子ども向けメカニカルミュージカル「ヒゲ博士とナンセンス★マシーン」の東京公演が行われる。

ヒゲ博士を演じる明和電機「代表取締役社長」の土佐さん

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 明和電機は土佐信道さんプロデュースによる芸術ユニット。青い作業服を着用して作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と称して、「日本の高度経済成長期の中小企業のスタイル」で国内外で活動している。代表的な製品は、オタマジャクシ型電子楽器「オタマトーン」や指パッチンで木魚を鳴らす楽器「パチモク」など。

 同公演は、昨年初演された子ども向けミュージカル。土佐さんは「明和電機のパフォーマンスは、大人しか見られないライブハウスなどで行われることが多い。お子さんも安心して見られるライブをやってみたかった」と話す。

 公演はヒゲ博士の語りで構成する。明和電機のナンセンスな楽器や装置が、どんな発想から生まれて形になったかを次々と紹介していく。

前回の東京公演では、計360人の観客を動員したという。「昨年よりもバージョンアップして、『新製品』が登場する。子どもだけでなく、大人も楽しめる内容になっている」と土佐さん。「大人も子どもも、人生は『自由研究』。ヒゲ博士のぶっとんだ発想とマシンとパフォーマンスが、自由研究のヒントや創作意欲のきっかけになれば」とも。

 会場では、物販とサイン会も行う。商品は「オタマトーン」(3,024円)や「チワワ笛工作キット」(500円)、「オリジナル缶バッジ」(全6種類、各200円)など。1,000円以上の購入で、サイン会に参加できる。

 公演は14時と18時。入場料は、前売り=大人2,500円、子ども(中学生以下)1,000円、当日=大人3,000円、子ども1,500円。座席が不要な未就学児は無料。

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