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武蔵小山の居酒屋「晩杯屋」が移転 立ち飲み70人収容、テーブル80席も

「晩杯屋 武蔵小山本店」の外観

「晩杯屋 武蔵小山本店」の外観

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 東急目黒線武蔵小山駅近くの居酒屋「立呑み晩杯屋(ばんぱいや) 武蔵小山本店」(品川区小山3、TEL03-3785-7635)が8月28日、仮店舗での営業を始めた。経営はアクティブソース(同)。

1階は立ち飲みスペースで約70人が収容可能

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 2009年8月、「朝から飲める立ち飲み屋」として武蔵小山駅前に本店をオープンした同店。店の狭さや料理の安さで人気店となり、大井町店(品川区)、大山店(板橋区)、ゼームス坂上店(品川区)、中目黒目黒川RS店(目黒区)、大塚北口店(豊島区)と店舗を増やした。

 移転場所は旧店舗から徒歩約2分、「ダッシュで30秒」の立地。移転理由について、エリアマネジャーの鵜澤美希さんは「武蔵小山駅前地区の再開発で立ち退くことになった。常連のお客さまのために、できるだけ旧店舗に近い場所を探した」と話す。

 移転前はわずか3坪の立ち飲み店だったが、新しくさら地に建てた仮店舗は2階建て。約70人が収容できる1階の立ち飲みスペースと、2人以上で利用可能な2階のテーブル席80席の2フロア。移転に伴い、会計方法はキャッシュオンから手書き伝票に変更した。

 「移転前日まで前の店で営業していたので、一気に規模が大きくなった印象が強い。5年後には元の場所へ戻る予定」と鵜澤さん。「以前は満席でお断りしていたお客さまにも、足を運んでもらいやすくなったはず」とも。

 目玉メニューは、毎朝築地市場から仕入れる刺し身類。「まぐろ刺し」や「地ダコ刺し」(以上200円)、「新サンマ刺し」(250円)、「かつおたたき」(180円)などを日替わりでラインアップ。そのほか、同店の定番という「極厚ハムカツ」(310円)や「煮込み」「Wサイズ野菜天」(以上130円)をはじめ、「ポテサラ」「レバフライ」「ちくわ磯辺揚げ」(以上130円)、「ジャンボまぐろメンチ」(250円)などを用意する。

 アルコールは、生ビール(410円)や「カミナリハイボール」(290円)のほか、同店名物の「トマト割り」や「緑茶割り」(以上290円)、「ホッピー(セット)」(370円)、「塩みかんサワー」(290円)、「かちわりトンボブドー酒」(330円)など。客単価は1,000円~1,400円。

 今後の展望について、「来月は祐天寺、年内には大森への出店を予定している。年に2~3店舗のペースで23区内に多店舗展開していけたら」と話す。「店舗の規模に慣れてきたら、屋外テラス席も始めたい」と意気込む。

 営業時間は11時~23時30分。

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