大井競馬場(品川区勝島2)で12月6日、ファンランイベント「ゾンビラン 2015 in 東京」が開催された。主催は参加型スポーツイベントを企画・運営するスポーツワン(世田谷区)。
コースは、大井競馬場内全長約 2キロメートル。参加ランナーは腰に付けたライフフラッグ(布)を奪われないよう、待ち受けるゾンビから逃げながら走ってゴールを目指す。今年9月の大阪・舞洲スポーツアイランドに続き、関東で行われるのは今回が初。
参加者は、「ランナー(人間)」、ランナーを追いかける「ゾンビ」、プロがゾンビメイクを施した「スペシャルゾンビ」の中から、役割を希望。当日、ゾンビ役の参加者は、メイクや演技のレクチャーを受けた。参加者は約3216人。ランナー(人間)は1630人、ゾンビは1265人、スペシャルゾンビは251人。
コース途中には ゾンビに扮する5人のプロレスラー選手が登場。また、メイン会場の特設ライブステージでは、 ROCKETMAN a.k.a ふかわりょうさんがイベントを盛り上げた。
静岡県から来たというゾンビ4人組は、「人間を全滅させてやりたいと思って参加した」と語る。メード服を来た女性2人組のゾンビは「ファンランイベントに興味があった。かわいらしいゾンビになりたいと思ってメード服を着た」と笑う。ほか、殉職した警察官ゾンビやセーラー服を着たゾンビなどが人間ランナーを追いつめた。
同社マーケティング担当の内海周作さんは「チョコランやバブルランに続く新たなファンランイベントとして、今後もゾンビランを盛り上げて行きたい。大阪、東京以外にも、開催エリアを広げて行ければ」と意気込む。