![1個200円で販売](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1449743991_photo.jpg)
旬八(しゅんぱち)青果店で11月8日から販売していた歯の診断サービス付きリンゴ「Dentapple」(デンタプル)が現在、軒並み完売となっている。経営はアグリゲート(渋谷区)。
同商品は長野県松本りんご協会が歯科医師と共同開発し、11月8日に発売したもの。長野県松本産の「ふじりんご」に添付のQRコードを読み取り、アプリに従いリンゴをかじった際の歯の状態を答えていく。その答えとかじったリンゴの写真を送ると、診断結果をアプリで知らせる仕組み。販売価格は1個200円。同アプリはダウンロード無料。
販売は、同店都内8店舗と公式サイトのみ。広域品川圏では大崎店(品川区東五反田2)で30個、五反田店(品川区西五反田2)で24個、三田店(港区芝4)で6個を販売し、およそ10日間で完売。大崎店では追加分約20個再入荷したがすべて完売した。現在のところ、いずれの店も再入荷は未定という。
同社広報部の佐藤麻美さんは「アプリに興味を持つのは、働いている男性や若い方が多かった」と話す。「中には、リンゴがとてもおいしいという理由でリピートする方もいたようだ。今回のコラボをきっかけに、別の角度からおいしさを伝えることもできることを実感した」とも。